消防設備点検資格者講習 受講記【修了考査情報など】

第1種消防設備点検資格者講習のテキスト

第1種、第2種ともに消防設備点検資格者講習を受講してきましたので、受講記としてまとめてみました。

これから講習を受ける方のお役に、少しでも立てましたら幸いです。

目次もありますので、お急ぎの方はどうぞご活用くださいー!

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受講申請は窓口がオススメ

消防設備点検資格者講習は、申請期間内であっても定員に達し次第締め切られてしまいます。

申請は郵送でも受け付けているのですが、私は念のため窓口を選びました。窓口なら書類に不備があった場合でも、その場でチェックしてもらえます。

特に第1種と第2種を同時申請、かつ科目免除申請する方は注意が必要です。

第1種と第2種を同時に申請、かつ科目免除申請する場合は、科目免除申請書および証明書類(免状の写し等)がそれぞれ必要です。

申請書一式の中に科目免除申請書は1枚しか入っていなかったので、1種2種兼用だと勘違いしていました。

私の場合は窓口で申請したため、その場でもう1枚書いてセーフでした。

第1種 消防設備点検資格者講習

第1種 予習

受講申請してから2~3週間ほどで受講票などが届き、テキストの前渡し申請をできるようになります。

前渡しを申請しなければ、講習初日に会場にて受け取ることになります。

私は念のため申請をしていたのですが、届いてびっくりですよ。めちゃめちゃ分厚いんですもん。

第1種消防設備点検資格者講習テキストの厚さ

これを3日間で勉強するなんて、相当な覚悟が必要ですね…と思っていたのですが、結局のところごく一部しか扱われませんでした

講習テキストを事前入手したものの、文字ばかりで堅苦しく全然頭に入ってこなかったので『図解 消防設備の基礎』という本を使って予習をしました。

図解が豊富で、イメージが浮かびやすいのでおすすめです。

一部しか使われない講習テキストを熟読するよりも、消防設備の全体像をザックリ把握しておくくらいがちょうどいいのではないかと思います。

私は免除を受けた科目(消防法規、消防用設備等及び特殊消防用設備等点検制度、建築基準法規、火災予防概論)を中心に、2時間ほど予習しました。

第1種 1日目

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~09:40 講習についての説明
  • 09:40~10:40 火災予防概論
  • 10:50~11:50 消防法規
  • 12:40~13:40 消防用設備等及び特殊消防用設備等の点検制度
  • 13:50~14:50 建築基準法規
  • 15:00~17:00 消火器具

科目免除があるため、初日は『消火器具』のみの受講でした。

『講習の説明』も免除されていたので、科目免除申請者向けに何か別に説明があるかと思いきやそういったものは全くありませんでした。何が説明されていたかは未だに謎です。

名古屋で受講したのですが、講義はとある施設の大会議室で行われ、約120名の受講者がいました。プロジェクターを使っての講義で、室内が薄暗くされているのでなかなか眠気を誘われます。

消火器具については消防設備士乙6の参考書にも載っていないようなマニアックな内容も扱われました。

しかしながら講師の方が、『ここは修了考査に出そうです』『ここにアンダーラインを引いてください』と説明してくれたので一安心。

ちなみに、スケジュールでは2時間連続の講義だったのですが、途中10分間の休憩がありました。思っていたより、ガチガチに堅苦しい講習というわけでもなさそうです。

第1種 2日目

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~11:30 非常電源・配線
  • 12:20~15:20 消火栓設備、連結散水設備、パッケージ型消火設備など
  • 15:30~16:30 同上

『非常電源・配線』については第4類消防設備士試験の勉強をしていたので理解できましたが、その他はなかなか難しかったです。

前日と違う講師の方だったのですが、修了考査に出そうなところを教えてくれました。どうやら講師の方は最終考査の内容を把握していて、それに合わせて講義内容を変えているようです。

ひたすら講師の方の指示に従って、マーカーを引いて付箋を貼り続けました。ちなみに付箋は必携かと思います。ほとんどの受講者が持参して貼りまくっていました。

スケジュールだけ見ると3時間連続の講義もあったりするのですが、この日も50分~1時間ごとに10分の休憩がありました。

第1種 3日目(修了考査)

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~11:30 不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備など
  • 12:20~14:20 同上
  • 14:30~14:40 修了考査の説明
  • 14:40~16:40 修了考査

修了考査に向けて、これまでの復習をしてから会場に向かいました。

復習といっても講師の方が指示してくださったマーカー部分を流し読みしただけなのですが、それだけでも1時間程度かかりました。

修了考査

講師の方の情報や修了考査前の説明をまとめてみると、次の通りです。

  • テキスト持ち込み可
  • 合格率は約9割
  • とりあえず時間勝負
  • 問題は4択(正しいもの or 誤っているものを選ぶ)
  • 消防法令関係、技術基準関係、点検要領関係に3分類されている
  • 消防法令関係8問、技術基準関係12問、点検要領関係12問の合計32問が出題される
  • 各分類ごとに50%以上、かつ全体の問題数の70%以上の正答率が必要

『テキスト持ち込み可だし、合格率9割なら楽勝だろう』と思いきや、制限時間ギリギリまでかかりました。

問題はほとんど講師の方が言っていた部分から出題されたのですが、分厚いテキストの中から探し出すだけで一苦労。付箋を貼っておかなかったら、完全にアウトだったと思います。

特に科目免除を受けた『消防法令関係』がめちゃくちゃキツかったです。

たった8問の出題にも関わらず、マーカーも付箋もない状況だったのでその部分だけで1時間はかかりました。

消防設備士試験の消防法令の知識だけでは太刀打ちできる内容ではなかったので、免除を受ける際にはそれ相応の準備が必要だと思います。

受講料が多少高くても大丈夫なのであれば、免除を受けない方がむしろ近道かもしれません。

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第2種 消防設備点検資格者講習

第2種 予習

第1種消防設備点検資格者講習テキストの厚さ

講習テキストは第1種と同様、かなりの分厚さです。

しかしながら結果的には、第1種のときと同じくテキストの10分の1程度しか講習内で取り扱われませんでした。

図解 消防設備の基礎』で免除を受けた科目(消防法規、消防用設備等及び特殊消防用設備等点検制度、建築基準法規、火災予防概論)のみ予習しました。

第2種 1日目

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~09:40 講習についての説明
  • 09:40~10:40 火災予防概論
  • 10:50~11:50 消防法規
  • 12:40~13:40 消防用設備等及び特殊消防用設備等の点検制度
  • 13:50~14:50 建築基準法規
  • 15:00~17:00 避難器具・排煙設備

科目免除があるため、初日は『避難器具・排煙設備』のみ受講。

第1種のときと同様、修了考査に出題されそうな箇所を講師の方が教えてくれました。

今回も100名以上の受講者がいましたが、第1種のときに見かけた方もチラホラ。第1種2種を一気に受講する方も少なくないようです。

第2種 2日目

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~11:30 非常電源・配線
  • 12:20~15:20 漏電火災警報器・誘導灯・誘導標識など
  • 15:30~16:30 自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備・総合操作盤など

『非常電源・配線』については第1種のときも受講したのですが、講師の方が教えてくれるポイントがかなり異なっていました。

やはり講師の方は事前に修了考査の内容を把握し、それに基づいて講習内容を変えているようです。

第2種 3日目(修了考査)

  • 09:10~09:30 受付
  • 09:30~11:30 自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備・総合操作盤など(2日目の続き)
  • 12:20~14:20 同上
  • 14:30~14:40 修了考査の説明
  • 14:40~16:40 修了考査

講義は前日の午後に引き続き、自火報関連。第4類消防設備士試験の勉強中だったので、だいぶ助かりました。

おそらく知識ゼロの状態だったら、講義で何を言っているのか意味不明だったかと思います。

修了考査

修了考査については、第1種のときと条件等は同じです。

第1種のときは免除科目で苦戦して時間がかかったので、今回はその他の問題から先に解いていきました。

早めにその他の科目を終わらせからじっくり免除科目に取り組んだ結果、制限時間内に十分間に合うことができました。

科目免除を受ける場合は特に、時間配分に気をつけて解いていった方がよさそうです。

さいごに

以上、受講記としてまとめてみました。

ちょっとヒヤヒヤしましたが、なんとか第1種2種ともに合格していました。

消防設備点検資格者修了考査結果通知書

合格率が高いとはいえ、1種2種ともに5、6名ほど再考査を受けに来ている方がいたので、油断は禁物です。

講習内容は修了考査の内容に沿って都度変わっているようなので、再考査だけ受けても合格の見込みはかなり薄いかと思います。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

他に消防設備士乙6消防設備士乙4についての記事もありますので、よろしければご覧ください。

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