たったこれだけ!消防設備士乙4の勉強法・おすすめ参考書&問題集

消防設備士乙4の合格通知書

これから消防設備士乙種第4類を受験予定の方向けに、勉強法おすすめ参考書&問題集などをまとめてみました。

甲4受験予定の方も、製図以外の情報収集にぜひどうぞー!

消防設備士乙4の勉強方法

消防設備士乙4の参考書と問題集

勉強開始時期、勉強時間

私は試験の1か月半前というギリギリでの開始だったため、平日でも1時間半~2時間ほど詰め込み、合計で85時間ほど勉強しました。

消防設備士乙6の免状を持っているので消防関係法令(共通部分)の免除を受けていたのですが、もし受けていなかったらプラス7~8時間は必要だったと思います。

働きながら平日に勉強時間を確保するのはなかなか大変ですし、第4類は甲乙ともに合格率3割程度で内容もハードなので、3か月程度は余裕をみておいた方がよさそうです。

いくつかの科目を同時に勉強する

『写真鑑別』と『構造』など、セットで学習することにより理解が深まる科目もありますので、各科目を一つひとつクリアしていくのではなく、いくつかの科目を並行して勉強していくと効率が良いです。

特に私のように文系出身の方は『電気に関する基礎知識』がネックになるでしょうが、最初に気合いを入れてそこばかりに集中してしまうとキリがないですし、難しくてやる気が失せてしまうこともあるかと思います(私は完全にそのパターンでした…笑)。

ちなみに私は、電気に関する基礎知識消防関係法令その他の3つに分けて同時に学習を進めていきました。

苦手分野は思い切って捨てる

私は『電気に関する基礎知識』でかなり手こずり、電気関連の本を読み漁ったものの結局よく分からず、相当な時間を費やしました。

しかしながら、消防設備士乙4で出題されるのはたったの5問

そのうち40%、つまり2問だけ正答すれば足切りを免れることができます。

この後でご紹介する『本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集』によると、

  • 抵抗またはコンデンサの合成問題が、毎回のように出題される
  • 計測では、計器の構造や作動原理、交流用か直流用か、また記号に関する問題が必ず1問は出題される
  • 変圧器の計算問題が毎回のように出題される

とのことでしたので、この3点のみ重点的に学習してあとは思い切って捨てました。

これだけでも全部正答すれば60%、仮に1問落としても足切りのボーダーである40%は確保することができます。

最短で合格を目指すのであれば、思い切って捨ててしまうのもひとつの手です。

テキストを薄くしてやる気アップ

消防設備士乙4のテキスト使用例

ほとんどの消防設備士対策用の参考書がそうだとは思いますが、私が使用した参考書も甲乙両用で『製図』についても解説されていました。

今回受けた消防設備士乙4では不要な部分でしたので、免除科目の部分もろともカッターでバッサリ切って使いました

念のため製本テープで補強はしましたが、この後ご紹介する工藤本シリーズは分割してもバラバラになることはありませんでした。

参考書や問題集を薄くすることで『これだけ覚えればいいんだ』というゴールが見えやすくなり、やる気アップにつながりました。

甲種の方も、免除科目がある場合はバッサリ分割してみるのはいかがでしょうか。

消防設備士乙4のおすすめ参考書&問題集

消防設備士乙4の問題集と参考書

おすすめ参考書(テキスト)

Amazonでレビュー、売り上げともにトップのものを調べ購入したのですが、これは大当たりでした。

ゴロ合わせが多数載っているので、暗記モノが苦手な方には特におすすめです。

消防設備士乙4では覚えるべき数字が非常に多いので大変助かりました。

著者名にちなんで『工藤本』と呼ばれており、私は消防設備士乙6のときにもお世話になりました。

工藤本の魅力は、ゴロ合わせだけでなく出題傾向がとても詳しく解説されていることです。

内容を絞って効率的に学習を進められるので、時間のロスを最小限に抑えることができます。

おすすめ問題集

これも同じ工藤本シリーズです。参考書にもオマケ程度に問題は載っていたのですが、問題数が足りなかったため購入しました。

こちらも大当たりで、同じ問題が本試験にそっくりそのまま出題されました。それも複数。

この問題集のおかげで、実技試験で95%の正答率をGETすることができました。

消防設備士乙4の試験当日について

消防設備士乙4試験について

本試験は、意外と時間に余裕があります。ザッとみたところ、半数以上の受験者が時間内に終わって途中退室していました。

私も30分ほどで解き終わりましたが、試験終了時間まで何度も見直しをしました。

消防設備士乙4は『考えて解く問題』は少なく『知識を試す問題』がほとんど。

わからない問題に時間をかけるのではなく、うっかりミスで点を落とさないよう繰り返し見直しをしておくのがおすすめです。

私の消防設備士乙4試験結果(正答率)

合格通知(この記事の冒頭の写真)には、試験の正答率も載っています。

私の正答率は、

  • 消防関係法令…100%
  • 電気に関する基礎知識…80%
  • 構造機能および点検整備の方法…93%
  • 実技試験(鑑別等)…95%

でした。

実技試験で9割以上とれたのは自分でも驚きました…!快挙。

思い切って捨てたはずの『電気に関する基礎知識』も8割とれていて安心しました。

消防設備士乙4 まとめ

  • 消防設備士乙4は合格率3割程度
  • 参考書&問題集は工藤本がおすすめ
  • 試験時間はわりと余裕アリ

その他、消防設備士乙6消防設備点検資格者講習についての記事もありますので、ぜひご覧ください。

皆さまの合格をお祈りしております!

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