今この記事をご覧になっている方は、何かしらの検索でたどり着いてくださったのでしょうか。
それともTwitterなどで偶然見つけてくださったのでしょうか。
まぁこれも何かの縁です。ちょっと肩の力を抜いて、高校中退経験のあるオッサンの話を聞いていきませんか?
こんな戯言でも、何かしら参考になるかもしれません。
オッサンが高校中退したときの話
オッサンは高校3年生の夏に、高校を中退したんだ。
自慢だけども、高校に入学してから中退する直前までは、無遅刻無欠席、成績もオール5で過ごしたよ。すごいだろ。
しかしながら、人生何が起こるかわからない。卒業まであと半年というところでやむを得ず高校を中退したんだ。
それからは暗黒の日々だった。
アルバイトの応募で電話をしても、『高校中退』という肩書では面接までたどり着くことさえできなかったんだ。
まさに人生オワタ状態だったよ。
高校中退後にやっておいてよかったと思うこと
そんな暗黒の時代にも、完全には人生を捨てきれずにいた。
えぇまぁ何度も死のうと思ったよ。でも死ねないんだ。そんな度胸、オッサンにはなかった。
だからね、どうせ死ねないなら死ぬことばっか考えててもしょうがないよね、って開き直ったんだ。
死ぬことばかり考えてないで、何かしなくちゃって思った。
だからとりあえず勉強したんだ。
ところで、高等学校卒業程度認定試験、いわゆる『高認』って聞いたことあるかい?
ありゃすげーよ、高校卒業してなくても大学を受験する資格が得られちゃうんだ。
もうとりあえず先のことばかり考えてないで、目先の目標追いかけることにしたんだ。
オッサン遠回りばっかな人生だけど、これだけはやっといてよかったなぁと心底思えるよ。
オッサンの大学時代はバラ色だったよ
オッサン、なんとか高認合格して、大学にも入れたんだ。
それからはもうバラ色の大学生活だったよ。いわゆる大学デビューってやつだね。
自分のことを誰も知らない東京へ出てきて、人生やり直すつもりで目いっぱい遊んだ。
…もちろん勉強もした、ときどき。
最高な仲間に囲まれて、幸せな4年間だったよ。
そして、家族や身近な人たちに感謝できるほどの心の余裕もできた。
それもこれも、『とりあえず』目先の目標である高認合格を目指したとこからスタートしたと思うんだ。
それからは『とりあえず』の連続で生きてる。先のことばっかり考えすぎてもわけわかんなくなっちゃうからね。
だから、もし高校中退して途方に暮れているんだったら、とりあえずなんだっていいから具体的に動いてみるといいんじゃないかな。
さいごに
これから先、色んなところでつまずくこともあるかもしんない。
就職や転職の度に『中退』って書かなきゃいけないし、面接でも中退の理由を聞かれて憂鬱になるかもしんない。
オッサンも中退してからもう10年になるけど、まだ時々足かせに感じることはあるよ。
でも、理由はどうあれ中退したのは事実。変えられないんだ。
どっかで腹くくって、開き直るしかないと思うんだな。
きっとそんな中でも理解してくれる人はいるし、むしろそういう人たちのことを大切にしていけばハッピーになれるんじゃないかな。
なんてな。ちょっと説教くさくなっちゃった。
オッサンの戯言を最後まで聞いてくれてありがとう。
幸せを切に願っているよ。